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113系1000番台は、総武快速線の東京~錦糸町間地下線及び横須賀線品川~東京間の相互直通用に製造されたグループです。地下区間を走るため、183系0番台と同じく運輸省(現在の国土交通省)が定めた防火基準「A-A基準」を採用し、非常時の避難口として使用出来るよう前面は貫通構造になっています。
クハ111-1072は大船電車区に新製配置され、その後幕張電車区に転属、横須賀・総武快速線で活躍したのち房総各線(内房線・外房線・総武本線・成田線・鹿島線・東金線)で活躍しました。
砂浜をイメージしたクリーム色と、海をイメージした青色のツートンカラーは横須賀色(通称:スカ色)として多くの人に親しまれました。
113系1000番台の保存車両は日本全国でもここだけです。
製 造 : 日本車輛、東急車輛、近畿車輛ほか
製造年 : 1963(昭和38)年
製造車両数: 2,977両
軌間 : 1,067mm
電気方式: 直流1,500V
車両定員: 112人(クハ111-1000形式)
最高速度: 100km/h
自重 : 32.4t(クハ111-1000形式)
全長 : 20,000mm
台車 : TR62
主電動機: MT54D形直流直巻電動機
駆動方式: 中空軸平行カルダン
制御装置: 電動カム軸式CS12G
制動装置: 発電ブレーキ併用電磁直通ブレーキ
保安装置: ATS-P、ATS-Sn、ATC-5形
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